世の中の常識は嘘が9割

日本で生きていくための知恵袋

牛乳・乳製品を摂ってはいけない理由

牛乳や乳製品が体に良いと信じて疑わない人はまだまだたくさんいます。

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親が子どもに牛乳を与えていなかったとしても、保育園や学校給食で強制的に出されてしまうから本当に困ったものです。

乳製品は確かにおいしいです。しかし、毎日積極的に摂取するのは体のためにはなりません。

 

マキノ出版 内海聡 子どもを病気にする親健康にする親

ー以下転載ー

 

子どもを病気にする親、健康にする親 (世界に満ちる毒から子どもを守れ)
 

 

牛乳を飲むほど骨は弱くなる

戦後、日本に普及した“毒食品”の代表は、牛乳です。牛乳を子どもに与えてはいけません。子どもに牛乳を飲ませることは、虐待と同様の行為です。「牛乳はカルシウムが多く、健康にいい」という常識はねつ造された幻想です。牛乳のたんぱく(カゼイン)は、胃腸に過度な負担をかけるうえ、消化管でスムーズに処理できないためにさまざまな毒素を出し、血液を汚します。

カゼインは粒子が小さいため、腸の機能が弱っていると腸壁を素通りし、血液に入り込みます。体が必要としないこの異質のたんぱく質が血液に入り込むことで、アレルギー性疾患を発症するようになります。

ぜんそくや鼻づまり、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎(大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる炎症性疾患の難病)などを引き起こしやすい体質を作るのです。

また、牛乳にはリンがたくさん含まれています。リンは骨のカルシウムを溶かし、体内にあった同量のカルシウムと結びついてリン酸カルシウムとなり、体外に排泄されます。つまり、牛乳を飲むほど、体内のカルシウムが減少し、骨量が少なくなるのです。

アメリカ人には骨粗しょう症(カルシウムの不足によって骨がもろくなる病気)が多いのですが、これは牛乳の摂り過ぎが原因と考えられています。しかし、アメリカ人の食生活を是正するのは、もはや現実的には困難なようです。

牛乳の飲み過ぎによってカルシウムが奪われると、当然ですが、むし歯にもなりやすくなります。

さらには、知的障害や言葉の遅れ、意欲の欠如、落ち着きがなくなるなど、精神面の発達にも悪影響を及ぼします。さらには、ガンにもなりやすくなるといわれています。

そもそも牛乳は、カルシウムをそれほど含んでいません。牛乳とほかの食品のカルシウム含有量を同量の重さで比較すれば、小魚や煮干しは22倍、ヒジキは14倍、ワカメは7倍、ゴマは10倍、切り干し大根は5倍、大根の葉は2.5倍となります。カルシウムを摂取したいのなら、日本の伝統的な食材でじゅうぶんカバーできるのです。

それではなぜ、「牛乳が健康にいい」という嘘が世にはこびったのでしょうか。

それは、アメリカの巨大な牛乳・乳製品業界が、財力にものをいわせて政治的な圧力や宣伝を日本に仕掛けてきたからです。

牛乳・乳製品は、アメリカ人が消費する食品郡の第2位を占めています。その業界団体が、いかに大きな力を持つのか想像できるでしょう。

アメリカ政府は牛乳の害を知りながら、有名人を使った牛乳・乳製品業界の大キャンペーンに目をつぶり、事実を隠蔽してきたといわれています。その構造は、日本でも同じです。テレビコマーシャルの3割近くが、菓子メーカーや牛乳・乳製品メーカーものといわれています。それゆえ、日本のマスコミも、牛乳の危険性は取り上げないという暗黙の了解があるのです。

この牛乳利権によって制作されたのが「母子手帳」であり、「給食利権」です。

敗戦後、1945~52年のアメリカ軍による占領期間中、保健所に勤める栄養士の条件は、乳業の専従栄養士であることでした。1948年には「母子手帳」を乳業メーカーに作らせ、「牛乳(粉ミルク)を飲ませるように」と明記し、カバーには森永乳業雪印乳業明治乳業などの広告が載ったのです。

いかに行政と牛乳・乳製品業界が癒着し、牛乳の普及に努めていたのかがわかります。

外食のチーズに要注意

チーズは、現在では牛乳以上に問題となっています。

発酵した乳製品は、牛乳そのものよりはまだ健康にいいと考えられていますが、それでも日本人の体には適していません。これはヨーグルトも同じです。

また、現在は「アナログチーズ」(イミテーションチーズ)といって、チーズではない食品が「チーズ」と名づけられて世の中に出回っています。

アナログチーズは、発酵の工程がなく、大豆や米などの植物性油脂を主な原料として作られます。この大豆に、遺伝子組み換え作物が使われている可能性が高いのです。

そして、着色料として二酸化チタンが入っています。二酸化チタンはホワイトチーズやホワイトチョコレートに使われる着色料で、発ガン性が懸念されています。

二酸化チタンによってネズミの肺ガン発生率が高まるという実験結果が出ており、危険性が疑われる物質なのです。

また、多量のトランス脂肪酸が混入している可能性もあります。

アナログチーズは、海外では日本以上にチーズの代用品として普及が進んでいます。アナログチーズが、ファストフード店やピザ屋などでどの程度使われているのか、正直、私にもわかりません。

このように牛乳・乳製品業界は利権の深い闇に覆われています。

そして、その闇から生み出されるものは、最終的に病気という形となって私たち消費者に返ってくるのです。それをじゅうぶんに理解してください。

 

子どもを病気にする親、健康にする親 (世界に満ちる毒から子どもを守れ)