世の中の常識は嘘が9割

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政府が野放しにするトランス脂肪酸の危険性

知らず知らずに摂取してしまっているのがトランス脂肪酸

実は気をつけないと将来大変なことになる恐れがあるのです。
トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸とは、植物性油(サラダ油、キャノーラ油、コーン油、ひまわり油、菜種油など)に水素添加を施すことによって、長期保存がきくように科学処理を加えた油に含まれる成分のこと。

よく見かけるマーガリンやショートニング、ファストスプレッドといった原料もこのトランス脂肪酸を含んだ油の代表とも言えます。

トランス脂肪酸の恐ろしいところは、あらゆる食品に忍び込んでいるということ。

原材料表示でよく見かける植物油脂。これにももちろんトランス脂肪酸が含まれています。

トランス脂肪酸の含まれた食品

  • サラダ油やキャノーラ油、安いオリーブオイル
  • 植物油脂と書かれた加工食品全般(カップラーメン、インスタント食品、カレー粉、○○の素など)
  • お菓子(クッキー、ビスケット、お煎餅、ポテトチップスなど)
  • ドレッシング、マヨネーズなどのソース類
  • アイスクリーム
  • 菓子パン、ケーキ、ドーナツなどのパン類
  • コンビニ食品、外食産業すべて
あげたらキリがありませんが、ラクに作れる、すぐに食べられる、手間がかからない、化学調味料を使った人工的な食品、嗜好品などはほぼ例外なく使われていると思っていいでしょう。
トランス脂肪酸の怖いところ

トランス脂肪酸は、アメリカやヨーロッパではすでに規制が設けられている危険な食品です。

先進国で野放しにされているのは日本だけで、厚生労働省トランス脂肪酸摂取を控えるような呼びかけは一切していません。

トランス脂肪酸の含まれる食品がこれだけ蔓延していると、みんなが食べているから大丈夫、国が規制しないんだから安全、といった心理がみんなに働くと思いますが、これはとんでもないことです。

本当ならただちに食品への使用を規制すべきものであり、国民はもっと危機感を持たなければいけません。

トランス脂肪酸が人体に与える影響

 

これらはほんの一部です。トランス脂肪酸は自然界に存在しない人工物なので、体内できちんと代謝が行われません。
血液はドロドロになり免疫力も低下します。
風邪を引きやすくなったり、原因不明の頭痛や冷え性にもなります。
 
今はなんともないから大丈夫、と思っていても、摂取し続ければ将来は必ず体を悪くします。
 
現代人に生活習慣病が増加し、アトピーやアレルギーをもった子どもが増えたのも、トランス脂肪酸が深く関係しています。
 
目の前にある美味しいものやジャンクフード、ラーメンなどを食べるのは簡単ですが、日常的にトランス脂肪酸を摂取している自覚のある人は、食生活の見直しをしないと大変なことになるかもしれません。